今一番面白いライトノベル! ようこそ実力主義の教室へ 【よう実】感想考察キャラ評価ページ備忘録
ようこそ実力主義の教室へは、衣笠 彰梧先生×トモセシュンサク先生のコンビによる作品です。
衣笠 彰梧×トモセシュンサクと言えば暁の護衛、レミニセンスといったPCゲームの名作を手掛けており、衣笠 彰梧先生は特徴的なキャラクターと世界観に良質なシナリオが、
トモセシュンサク先生は美麗で格好いい男性キャラ、可愛らしい女性キャラのイラストがゲーム好きの間では人気を博していただけに、
よう実がこの2人のコンビで発表された時は胸が躍ったものです。
- よう実を知らない方は面白いラノベを知る機会となる(比較的リアルな世界観が好きな方、綺麗なイラストが好きな方、逆転劇で爽快感を感じたい方は特にお勧め!)
- 衣笠 彰梧先生のシナリオやキャラ、トモセシュンサク先生の絵が好きな人は間違いなく楽しめる。
- よう実を読了済の方は、お気に入りのキャラやシーンの共感を得られたり面白さの再確認ができる
- 重要なシーンのページ備忘録代わりになる
作者の衣笠 彰梧先生が生み出す秀逸なキャラが、時に「半沢直樹」を彷彿とさせるような後半にかけての怒涛の逆転劇を巻き起こします。
さらにトモセシュンサク先生の美麗イラストにより、男性キャラ女性キャラ共に魅力が何倍にも引き上げられてます。
暁の護衛、レミニセンスに共通する事と言えば、「主人公は普段は冴えないけど、実は凄い能力を持っている」事です。
そして、主人公の凄さは物語後半に爆発します。普段は小バカにされている主人公が実力を見せつけた時の、周囲の反応や態度の変化を見た時に読者はカタルシスを感じる事でしょう。
暁の護衛はこちらからチェック↓
この記事ではよう実のキャラクターやシナリオの魅力に関して、実際の発売された巻ごとに簡単なあらすじやをキャラクターの活躍を感想を交えて紹介していきたいと思います。
本来であれば、ネタバレは作品を知らない方の事を考えると歓迎されないものですが、よう実に関しては非常に多くのキャラクターが様々なやり取りをする中で、何気ない文章が後々の伏線となっており、
ライトノベルというよりも漫画のような感覚で何回も読み返す読者も珍しくありません。
個人的に思うのは、よう実が人気のファンタジーものよりも現実に寄せた世界設定な為か、複雑な描写も読者が現実の出来事に落とし込んで理解しようとするのかもしれません。
また、例外もありますが、どの巻も後半にかけての怒涛の展開は、「半沢直樹」にも通ずる逆転劇を味わうことができ、その爽快感を一度味わうと何度も読みたいと思わされます。
それらの理由から他の作品と比較すると多少のネタバレもあまり影響ないと言えるでしょう。
※ある程度のネタバレはあります。特にストーリー上重要な部分は白抜きしておきますので、ご自身の判断でネタバレ回避して頂きたく思います。
よう実1年生編全巻セット
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よう実の世界観
高度育成高等学校…作中の舞台であり、普通の高校とは違い独特の理念で運営されている。一番上のAクラスで卒業する事で、希望する就職先や進学先に行くことができる。
その為、クラス単位で常に競争を強いられ、普通の学校のように他クラスの生徒と仲良しこよしとはいかない。
また、在学中は全員寮生活で特別試験や部活の試合以外では敷地内から出る事はできないどころか、携帯電話や手紙による連絡も許されていない。
クラス…一見普通の学校と同様のクラス編成に見えるが、ある法則を元に各生徒がクラス分けされていると思われます。
クラスはA~Dで男女各20名ずつで1クラスに40名の編成となっている。
月ごとのクラスポイントでクラスが上下し、クラス名もDからCといった具合に呼び名が変更されるので、作中でもどのクラスを指しているのか、やや分かりづらいシーンもある。
クラスポイント…各クラス毎に与えられるポイントで卒業時にこのポイントが多く保有しているクラスがAクラスで卒業となる。
基本的に試験結果や授業態度等で増減する。特に年に6、7回の特別試験で大きく増減し月ごとに集計される。
プライベートポイント…生徒ひとりひとりが保有するポイントで、基本的にはクラス内外問わず受け渡しが可能。
舞台となっている高度育成高等学校及び、敷地内でも通貨のような扱いとなっており、買い物や娯楽施設等の使用が可能。
因みにプライベートポイントが0になっても、山菜定食等の最低限の食事や水等は手に入るようで、まったく生活できなくはなさそう。
生徒同士の交渉にも使用でき、常時ではなさそうだが教員や学校に対してもプライベートポイントを支払う事で退学を回避する等の事も可能となる。
プライベートポイントを2000万集めると好きなクラスへ移動できる。
よう実をアニメでも楽しめる!
よう実はアニメ化やコミカライズもしており、原作ファンであればチェックしておいても良いでしょう。
アニメは原作1~3巻あたりの内容を描いており、原作と展開が異なる部分も多いです。
アニメ版の長所短所はざっと上げるとこんな感じです。
- 動くキャラを声が入った状態で見れる(そりゃそう)
- 原作をまとめた話なので、展開が早い(手っ取り早く見れる)
- 一部原作にない話や展開が楽しめる(一番おすすめな点)
- 声やアニメ絵が入る事でイメージがずれるのが嫌な方
- 文章による細かな描写が楽しみたい方
- 原作と話や展開が変わるのが嫌な方
自分は原作から入ったので、アニメ版には違和感は感じました。
しかし、よう実が本当に好きになると話が少し違おうが、あまり気にならなくなるんです。…なんだかんだと3回は見直しています。
声は有名な声優さんも起用され、絵も原作とはもちろん違いますが慣れれば気になりません。なにより、原作にないエピソードもあるので個人的には見るべきだと思います。
ただ1つ〇〇先生が、なんであんなになっているのかは納得できない。
よう実アニメは↓の画像をチェック! 原作組の方は〇〇先生の変わり果てた姿も見てください。
よう実のキャラクター紹介(1巻時点)
1巻時点でのキャラ紹介もしておきます。
※キャラ画像は公式より引用してます。をとってしまい退学の危機を迎える。自身の窮地を救った堀北に惹かれ始める。
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綾小路 清隆(あやのこうじ きよたか)…本作の主人公でÐクラス所属。Aクラスに興味はなく無気力で、とある事情から3年間の高校生活を満喫できれば良いと思っている。
外見だけなら女子たちの極秘アンケートで5位と人気が出そうになったが、コミュニケーションを積極的にとるつもりが無い為に、すぐに周囲からの関心を失った。友達と呼べる人間はほぼいない。 |
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堀北 鈴音(ほりきた すずね)…本作のヒロイン&もう一人の主人公?綾小路のクラスメイトでDクラス所属。高い学力と運動能力を有する。
Ðクラスの配属された事に納得がいっていない。3年生に兄の堀北学がいる。 |
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櫛田 桔梗(くしだ ききょう)…綾小路のクラスメイト。愛らしい容姿にコミュニケーション能力、高めの学力と悪くない運動神経を持つクラスの人気者。 | ||
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須藤 健(すどう けん)…綾小路のクラスメイト。190センチ近い身長に強面の外見に喧嘩っ早い言動から、クラスでやや敬遠される存在となる。
クラスメイトの池や山内とはすぐ仲良くなる。バスケ部所属で学年でもトップクラスの身体能力を誇るが、授業態度も悪く勉強は全くできない。 |
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高円寺 六助(こうえんじ ろくすけ)…綾小路のクラスメイト。
外見、学力、身体能力と非の打ちどころが無いが、非常に自分勝手な性格をしており気の乗らない事にはクラスの不利益になっても参加しない。家柄も裕福で高円寺コンツェルンの後を継ぐ予定となっており、Aクラスに上がる必要性を感じていない。 |
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平田 洋介…綾小路のクラスメイト。爽やかな印象のイケメンで誰にでも分け隔てなく接し、協調を重んじクラスを纏めるリーダーとして早くも頭角を現す。
運動神経、学力、コミュニケーション能力、どれも高くDクラスに配属された事が不思議なほど欠点が無い。入学して一ヶ月ほどで軽井沢と付き合っている事が広まった。 |
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軽井沢 恵(かるいざわ けい)…綾小路のクラスメイト。見た目は可愛いが強気な性格をしており、綾小路からギャル系と評される。
学力、運動能力は高くないが、Dクラス女子の中で強い発言力を持つクラスの中心人物の一人。 |
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池 寛治(いけ かんじ)…綾小路のクラスメイト。学力、運動能力共に低いがコミュニケーション能力は高め。
高度育成高等学校は容姿の優れた異性が多い為か、女子の話ばかりしている。そのためか、須藤や山内と共に3バカと呼ばれている。 |
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山内 春樹(やまうち はるき)…綾小路のクラスメイト。学力、運動能力共に低いがコミュニケーション能力は悪くない。
自分を大きく見せるような発言が目立つお調子者といったイメージ。 |
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一ノ瀬 帆波(いちのせ ほなみ)…1-B所属。 | ||
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堀北 学(ほりきた まなぶ)…3-A所属。堀北鈴音の兄だが、能力が高いはずの妹を認めず突き放す。
一年から生徒会長を務める。極めて高い水準で学力、運動能力、統率力を備える。 |
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茶柱 佐枝(ちゃばしら さえ)…1-Dの担任教師で担当は日本史。綾小路の入試での点数揃えを知っており、関心を向けている。
担任でありながら自分のクラスに全ての情報を開示せず、Dクラスから上位クラスに上がる事を諦めているような行動を見せる。 |
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星之宮 知恵(ほしのみや ちえ)…1-B担任。茶柱とは学生時代の同級生で今は同僚。
美人だが愛想のない茶柱とは違い明るくフレンドリーな性格。茶柱とは友人でもあるが、それ以外の感情も持っているようだが…。 |
まとめ
ここまでお読み頂きありがとうございました。
今後もよう実関連の記事を更新してきます、宜しくお願い致します。
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